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今月21日、およそ2カ月半ぶりに蔓延(まんえん)防止等重点措置が全面解除された。感染者は減少傾向にあるが外出増加が懸念される今、繁華街はどうなっているのか。時短営業解除後の大阪で話を聞いた。
「まん防が解除されると聞いたので春休みの間だけ梅田のキャバクラでアルバイトを始めたのですが、全然ダメですね。お客さんは入らないし街を歩いているのは若者ばかり。正直、期待ハズレです」
そう話すのは京都の大学に通う女性。普段は下宿しているため、京都市内の居酒屋でアルバイトをしている。今回、まん防が解除されたタイミングで家族や友達と会うため大阪の実家に一時帰宅したという。梅田の街は春休みの大学生が目立つも、夜の店の客足はまばらのようだ。北新地のクラブのホステスは現状をこう語る。
「学生は春休みですが、サラリーマン相手の北新地は暇ですね。コロナ禍で経費が落ちないので歓送迎会はやらない会社が多い。解除初日、夜8時にオープンしてもお客さんはゼロでした。暇だったのでママや女の子と酒盛りして11時に退勤。まん防よりはマシですが通りに人がほとんど歩いていません」