「魅力化へ本気で取り組む」　キリンビール・堀口英樹社長1/1ページ

ビールの需要について「新型コロナウイルスが落ち着けば一時的には回復するが、長い目で見ると縮小していく」と話すのは、キリンビールの堀口英樹社長（６０）。市場全体は１７年連続で縮小しており、危機感は強い。

力を入れるのは製法にこだわったクラフトビールだ。昨年発売した「スプリングバレー　豊潤〈４９６〉」を順次刷新、業務用も強化して愛飲者の裾野を広げる方針を示す。「ビール類の魅力化、市場の活性化に本気で取り組んでいく」と強調した。