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★其ノ四百拾八
「呼び方問題」。最近、私の周りでもこの話題で侃々諤々することがあります。
正式名称は「名前がゲットできない状況で、その人をどう呼んだらいいのか問題」です。正式名称といっても、私たちが勝手にそう名付けただけですが…。
本来は、名前で呼ぶのが一番失礼にならず理想的ですが、世の中には想定外の事態が待ち構えていることも。ふとしたときに会話の中で自然に呼ぶ事案、とっさに呼び止める必要がある事案など「お名前をうかがっても?」と切り出せない経験はこれまでにもありました。
テレビの街頭インタビューや街ロケ内でのリポートなどでは、高齢の方々は「お父さん」「お母さん」、若い方、若く見える方は「お兄さん」「お姉さん」、子供たちは「お坊ちゃん」「お嬢ちゃん」(ちょっと古いですかね?)なんて呼ばれがちですが、あれはあくまで明るいロケーションの中のノリのようなものです。
例え、仲良く話していたとしても、実際に自分の父ではない方を「お父さん」と呼ぶのはなかなか難しいのではないでしょうか。かといって、代替案もこれというのが浮かばず…、こんなに長年悩ましく素朴に思う問題ってある? と言いたくなります。