3月の日銀短観 大企業製造業で景況感1年9カ月ぶり悪化 原油高、コロナ感染再拡大で1/1ページ

日銀が1日発表した3月の企業短期経済観測調査(短観)は、最近の景況感を示す業況判断指数(DI)が大企業製造業で昨年12月の前回調査から3ポイント下落のプラス14と1年9カ月(7四半期)ぶりに悪化した。大企業非製造業も7四半期ぶりに悪化し、1ポイント低いプラス9だった。

ロシアのウクライナ侵攻などを受けた原油や穀物の価格高騰や、新型コロナウイルスの感染再拡大で消費が停滞したことなどが景況感を下押しした。

3カ月後の先行きは、大企業製造業が5ポイント下落のプラス9、大企業非製造業が2ポイント下落のプラス7を見込んだ。企業は、ウクライナ有事の長期化による世界経済の減速や円安進行による一段の物価上昇に警戒感を強めている。

DIは業況が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた割合を差し引いた数値。プラスは景況感が良いと感じる企業が多いことを示す。

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