ベストセラー健康法

個を大事にして向上させる「人生の満足度」  鎌田實医師が「精神的な自立」を説く1/3ページ

鎌田實氏
鎌田實氏

1人で鮨屋や居酒屋に入れない。1人旅をするくらいなら、家で家族と過ごしていたい―。そんな人は、意外に少なくない。「誰かと一緒にいること」に安心するあまり、孤独に恐怖を感じてしまう人たちだ。だが、これからの時代は「孤独」との付き合い方が重要になる、とカリスマ医師は新著で説く。

今回紹介する一冊は、『60代からはソロで生きる ちょうどいい孤独』(かんき出版刊)。著者は長野県を健康長寿に導いた諏訪中央病院名誉院長で作家の鎌田實氏。

『60代からはソロで生きる ちょうどいい孤独』(かんき出版、1540円税込)
『60代からはソロで生きる ちょうどいい孤独』(かんき出版、1540円税込)

いわゆるコロナ禍によって、半ば強制的に定着したソーシャルディスタンスに縛られた日々を送る中、「孤独」に耐えられずに苦しむ人が多い。

しかし、1人でいることを恐れていたのでは、人生の満足度は高まらない。人間は1人で生まれ、1人で死んでいく。コロナ禍を「人生の基本は孤独だ」ということを確認し、孤独を見つめ直す好機ととらえるべき―と考える著者の提言は、的を射ている。

「孤独に生きる」のではなく、「孤独を生きる」ことを提唱する著者。言い換えると、「自分勝手に生きる」のではなく、「個を大事にして生きる」となる。そして、それを実践するために重要なのが「ソロ立ち」だ。

ソロ立ちとは、周囲から疎遠になる孤立ではなく、自ら選んで1人の時間と空間を創造すること。そこには「つらい」とか「寂しい」といった負の要素はなく、「自分と向き合う」「人生を思う」という、前向きな姿勢があるだけだ。

zakスペシャル

ランキング

  1. 消えたはずの「日の丸」が映画本編で復活 27日公開「トップガン」続編 予告編ではトム・クルーズのジャケットが別マークに修正も

  2. 習主席が墓穴!空母威嚇が裏目に バイデン大統領「台湾防衛」を明言 「『第2のウクライナにはさせない』決意の現れ」識者

  3. 「竹島専従」新型調査船が就航 韓国に関係改善の意思なし? 外交ルートで抗議も相次ぐ反日暴挙 実効支配強化が加速する恐れ

  4. 【歌姫伝説 中森明菜の軌跡と奇跡】「AL―MAUJ」誕生の真実 シングル化が遅れ…佐藤さんのアルバムに 「『難破船』に続いてまたカバー曲か」は正直心外

  5. 北朝鮮・金正恩がコロナ感染拡大を公表 「防疫部門は無能」発言に党幹部震え上がる

  6. 豪・印に懸念材料 QUAD首脳会談 「親中の歴史」豪労働党への不信で亀裂も 経済制裁に参加せず密接なインドとロシア

  7. プーチン大統領の「健康不安説」 足を引きずって歩いている様子も確認

  8. 【スポーツ随想】物言いに尻込む新米審判たち 大相撲夏場所、際どい場面も手を挙げず…ついに八角理事長から〝物言い〟 いまや宝の持ち腐れのビデオ導入

  9. ロシア外交官が侵攻に抗議し辞任 「プーチンの侵略は犯罪」痛烈 ラブロフ外相にも「核兵器で世界脅す人物に成り下がった」

  10. 【日本の解き方】1~3月期GDPを読み解く 民間消費は予想より良かったが、公共投資減への対策が急務だ