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急カーブだった旧ホーム 原民喜の短編小説に書き出される「飯田橋駅」1/2ページ

急カーブだった飯田橋駅の旧ホーム
急カーブだった飯田橋駅の旧ホーム
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原民喜(1905~51年)の短編小説「飯田橋駅」は、次のように書きだされる。「飯田橋のプラットホームは何と云う快い彎曲なのだろう。省線電車がお腹を摩りつけて其処に停まると、なかから三人の青年紳士が現れた」

美しいカーブには欠点もあり、列車とホームの間隔が一部で広くなっていた。現在のJR飯田橋駅(東京都千代田区)は2020年夏、ホームが約200メートル西へ移されて直線になり、旧ホームは東口への通路として使われている。

西口の駅舎もそれに合わせて新しくなり、21年には2階に「史跡眺望テラス」ができた。ここからは史跡の「江戸城外堀跡」を眺められる。お堀に沿って張り出したレストランや水面に浮かぶボートの姿などは、飯田橋ならではの風景だ。

西口を出ると目の前が外堀で、牛込橋が架かっている。橋の名が記されているのは、城の石垣をイメージした柱。対岸へ渡ると、神楽坂の上り坂が始まる。

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