
4日からテレビ各局で報道番組や情報番組が新体制でスタートを切った。中でもNHKは100人規模で担当アナが入れ替わるという大幅リニューアルを行った。まさに〝ガラガラポン〟状態だ。そこには、報道の顔として活躍する女性アナの後釜をつくりたいという思いが垣間見える。
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4日からのリニューアルで最大のトピックスといえば、NHKの顔ともいえる「ニュースウオッチ9」のメインキャスター、和久田麻由子アナ(33)の降板と、山内泉アナ(27)のキャスター起用か。

「人気、実力ともにNHKではトップクラスの和久田アナが突然、降板することはさまざまな憶測を呼びました。結果的に和久田アナの妊娠が判明しましたが、要は〝ポスト和久田〟となりうる硬派寄りの女性アナの発掘が必要になったわけです」とテレビ誌編集者は話す。
そこに抜擢(ばってき)されたのが山内アナ。慶應大から2017年入局の才媛だ。昨年春からは朝5時台の「おはよう日本」に隔週でキャスターを務め、品のあるクールな美貌で注目されている。
「『ウオッチ9』の宣材写真では、田中正良キャスター、青井実アナを差し置いてセンターに据え置かれているものもあります。それだけ看板としての期待が大きいということでしょう」と先のテレビ誌編集者。
もうひとり妊娠によって後釜を必要としているのが井上あさひアナ(40)。キャスターをしていた「日曜討論」を3月で降板したが、その後任となったのが星麻琴アナ(30)だ。