定年後 難民にならない生き方

50代資産運用初心者は「iDeCo」で 老後資金を“強制貯蓄”2/2ページ

これまでiDeCoに加入できるのは20~60歳未満だったが、2022年以降は上限が5年延びて65歳未満になる(60歳以降も続ける場合は国民年金に加入することが条件)。なお、掛け金の上限は条件によって異なる。自営業やフリーランスなど第1号被保険者は月額6万8000円。会社員や公務員など第二号被保険者のうち、企業年金制度がない人は月額2万3000円、企業年金がある人は月額2万円。第二号被保険者の被扶養者配偶者、つまり専業主婦/主夫は月額2万3000円が上限となる。

個人が少額から投資を始めるにあたって税制優遇される制度には「一般NISA」「つみたてNISA」もある。

「どちらも分配金や配当金、譲渡益が非課税になります。一般NISAでは5年間、年間120万円まで非課税、つみたてNISAは20年間、年間40万円が非課税になります。iDeCoと異なり、いつでもお金を受け取ることができるのも特徴です」

iDeCoとNISAどちらへの投資を優先すればいいのだろうか。

「税制優遇措置が大きいiDeCoから始めることをおすすめします。そのうえでまだ使える資金があり、もっとやってみたいと思ったら、つみたてNISAあるいは一般NISAを併用するといいでしょう。保険を見直し、浮いた分をつみたてNISAや一般NISAに回すのも一案です」

税制優遇制度を制するものは投資を制する。運用初心者こそ、ひと手間を惜しまずに着実に〝勝ち〟を拾いたい。 (水曜日掲載)

■島影真奈美(しまかげ・まなみ) ライター/老年学研究者。1973年宮城県生まれ。シニアカルチャー、ビジネス、マネーなどの分野を中心に取材・執筆を行う傍ら、桜美林大学大学院老年学研究科に在籍。近著に『子育てとばして介護かよ』(KADOKAWA)、『親の介護がツラクなる前に知っておきたいこと』(WAVE出版)。

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