EV放浪記

判断ミスで電欠への無情なカウントダウン、日光いろは坂でヒヤリ 充電は早めが鉄則 1/2ページ

電池が減りすぎると出力が制限される
電池が減りすぎると出力が制限される

急勾配と急カーブで知られる日光いろは坂を走り始めてから「あっ!」。失敗に気づいた。道路が一方通行になっている、ということは……もう戻れない。

先日訪れた栃木県日光市。日光東照宮のそばで一件取材を終えて、さらに標高の高い中禅寺湖方面へ向かうつもりだった。「ホンダe」は充電量20%台で、そろそろ充電タイム。検索してみると約20キロ先の華厳の滝の駐車場に急速充電器があるようだ。逆方向の東武日光駅方面が最寄りの充電器だったが、同じ道を戻るのは気が進まない。あと、どうせなら華厳の滝とか見てみたい。

平地なら楽々走れる電池残量。電費が悪化する上り坂ルートなのは気になったが、なに、届かなそうならUターンすればいい。下り坂なら充電されるのがEVの良さだし。と、川沿いの道を上り始める。

いま思い返せば、明らかな判断ミス。目的地への焦り、次善策があるという思い込み、経験による過信。都合の悪い情報を無視してしまう「正常性バイアス」に陥っていた。

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