阪神対DeNA(7日、甲子園)はDeNAの選手らに新型コロナウイルス感染者が相次いだため中止となった。
DeNAによると、前日6日の試合で延長12回をフル出場していた牧秀悟内野手、戸柱恭孝捕手。延長に入ってから出場の倉本寿彦内野手、山下幸輝内野手と、斎藤隆チーフ投手コーチとスタッフ1人が6日に受けたPCR検査で7日に陽性判定を受けた。
さらに7日のPCR検査で、この日の先発投手だった浜口遥大投手と神里和毅外野手、チームスタッフ2人も陽性判定となり、6日の柴田竜拓内野手を含め、11人の大量感染。前日先発で6回を投げた石田健大投手、大田泰示外野手、桑原将志外野手は濃厚接触の疑いがあり、自主隔離の措置を取った。
DeNAの三原一晃球団代表は「人数が多くなったということと、感染経路を追うのが非常に困難ということで、挙行は難しいとの判断に至った」と説明。8日からは横浜で中日との3連戦が組まれているが、今後の試合は「専門家の先生と相談して決定していく」とした。楽天も5日までに選手9人、コーチ1人が感染し、2試合を中止している。