真打 立川志らべ 口先先行一車

高木真備の引退に思う…矢野顕子さんがカバーした佐野元春さんの「SOMEDAY」1/1ページ

高木真備
高木真備

昨年のガールズグランプリ覇者・高木真備の引退に、まだ心打ちひしがれている今日このごろ…。

やめてしまう理由をいろいろ言う人もいますが、大ざっぱに男性と女性の考え方の違いってありますね。

矢野顕子さんが佐野元春さんの「SOMEDAY」をカバーしたものを聞いて、十代の洟垂れ小僧の私は「なんだこりゃ?」って思いました。いや、「なんでSOMEDAYをこんな風にしちゃうんだ!」と憤慨してました。が、1、2年後、テレビで矢野顕子さんが歌う姿を見てひと目惚れ。ちょうどそのじろ、佐野元春さんが矢野さんの「SOMEDAY」について、「男性は理想に向かって山を登るけど、女性というのは限りなく平原を歩いていくのだなあ」と語って、徐々に矢野顕子版「SOMEDAY」が好きになりました。

要するに、女性はものすごく合理的に物事を考えられるのですね。数年前、佐野さんは「スーパー・ナチュラル・ウーマン」という曲を発表しています。簡単に言ってしまうと、自分とは違う発想、考え方のできる女性をたたえ、リスペクトしているのです。

いかに十代の私が稚拙だったかわかります…。でも、芸能や芸術に触れる意味ってこういうことなんですな。

だから私は高木真備が若くして引退してしまうことに、寂しく泣きながらもエールを送りたい。

で、大人になった私が、高木真備の引退を知って最初に思ったのが、「税金大変だから、年内は走ればいいのに!」。合理的を通り越してセコいね…。

別府ナイター初日の特選12Rは、同県の林を支える北津留でしょうか。ウィナーズカップで動きが良くなかったので不安もありますが、7車立てなら大丈夫かな。中本とのワンツーと、太田の強襲で〔3〕↔〔5〕―〔2〕〔1〕、〔3〕↔〔2〕―〔5〕〔4〕〔7〕。

私の中で「スーパー・ナチュラル・ウーマン」は、過去と現在、未来の全ガールズ選手のテーマソングだ。

(落語立川流真打)

■立川志らべ(たてかわ・しらべ)1975年9月3日生まれ。静岡県伊豆の国市出身。落語家。2000年に立川志らくに入門。07年に二ツ目昇進。18年10月に真打昇進。趣味は音楽鑑賞、サッカー観戦。競輪の造詣が深く、好きな選手は村上義弘(京都・73期)。本紙競輪面にコラム『真打 志らべの口先先行一車』を連載中。

健活手帖

zakスペシャル

主要ニュース

ランキング

  1. 韓国政府の魂胆は!? 徴用工めぐり〝30億円新基金〟設立案が浮上 解決済み問題を蒸し返す動きか 「日本側が協力する必要はない」識者

  2. 【松井一郎 維新伝心】「煮え切らない態度」で岸田内閣の支持率急落 「節電ポイント」は〝愚策〟と言うしかない 令和の構造改革断行を

  3. 【アイドルSEXY列伝】あいだもも 掲載順を知らずに事務所から猛抗議、古くから存在していた〝情報解禁〟という制度

  4. エンゼルス大谷の球宴ライバルが負傷退場 ホームランダービーへの参加も期待 「光栄なことなので前向きに考えたいと思う」

  5. 「冷戦時代の遺物」プーチン大統領、NATOを恫喝 北欧2国に軍事施設なら対抗措置 新たな戦略概念に「何の新しさもない」

  6. 吉川議員にボーナス286万1358円支給 18歳と飲酒疑惑、いまだ説明なく 維新・松井氏「腹が立って仕方がない」

  7. 韓国の大手財閥「現代自動車グループ」むしばむ帝国主義労組 600億ドル規模の対米投資に労使協約に反すると猛反発

  8. 【2022年夏・参院選】大激戦の12選挙区、大物苦杯も!? 大阪は自民・松川氏と維新・高木氏、浅田氏が拮抗 東京は立憲・蓮舫氏のトップ当選は厳しい

  9. 【沖縄が危ない!】沖縄周辺で中国の活動活発化 県民の対中感情悪化も…玉城デニー知事は「一帯一路」に賛意、国際情勢に鈍感な人物

  10. 【日本の解き方】「節電要請」と「ポイント付与」が電力危機への回避策という政府 エネルギー政策遅れのツケ

ピックアップ連載

連載一覧へ

最新特集記事

特集一覧へ