令和4年度最初の船橋競馬のメインは、13日に行われる春のダート女王決定戦『第26回マリーンカップ』(JpnⅠⅠⅠ、ダ1600メートル)だ。中央と地方の実力馬が集結し、今後を占う意味でも見逃せない一戦だ。
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筆頭格は前走のエンプレス杯で重賞初制覇を飾ったショウナンナデシコ(牝5)=栗東・須貝尚=だ。重賞初挑戦となった2走前のTCK女王盃は、女王テオレーマを相手にクビ差の2着。前走のエンプレス杯では重賞初Vを決めた。斤量57キロ、初ナイターと課題は多いが、今の充実ぶりなら重賞連勝の期待は大きい。
重賞2勝のレーヌブランシュ(牝5)=栗東・橋口慎=も実績は上位だ。前走のエンプレス杯は後手に回ったのが響き3着に敗れた。久々のマイル戦だが、五分のスタートを決めて流れに乗れれば好勝負は可能だ。
地方馬の注目は重賞6勝馬のサルサディオーネ(牝8)=大井・堀千亜=だ。牝馬トップクラスの実力があり、好相性のマイル戦に替わって反撃に出る。
※枠順は10日確定