ロイター通信の調査によると、ジョー・バイデン米大統領の支持率は微増ながらも上向いている。3月29日の同調査42%が、4月5日には45%に上昇した(=ちなみに、不支持率は52%→50%)。
3月26日にポーランドの首都ワルシャワで行ったバイデン演説を高く評価する声が少なくないのだ。意外と思われるかもしれない。だが、世界各国では次のように称賛する声がある。
《ポーランド人初めてのローマ教皇であるヨハネ・パウロ2世の言葉「be not afraid(恐れるな)」を冒頭に引用し、信仰の力、回復の力、人々の力について説いた教皇のメッセージが、ソビエト連邦の崩壊を導いたと讃えた》
《さらに、初の女性国務長官を務めたチェコスロバキア出身のマデレーン・オルブライト氏は熱烈な民主主義の支援者と讃えたうえで、リンカーン大統領の言葉「正しいことが力を生むという信念を持つ」を紹介して、民主主義国家間での団結の必要性を訴えて、バイデン氏は演説を終えました》