ロシア軍、化学兵器使用か プーチン大統領「目的が達成されるまで軍事作戦は継続」 「『廃棄』主張も…隠し持っている可能性」識者 1/4ページ

ロシア軍は、ウクライナ南東部のマリウポリで、民間人を巻き込む残虐な攻撃を繰り返している(ロイター)
ロシア軍は、ウクライナ南東部のマリウポリで、民間人を巻き込む残虐な攻撃を繰り返している(ロイター)

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は12日の記者会見で、苦戦が伝えられるウクライナ侵攻について、「目的が達成されるまで軍事作戦は継続する」と語った。5月9日の「独ソ戦・戦勝記念日」を見据えて、今後、東部地域で大規模攻勢を強めるとみられる。一方、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は米CBS番組で、領土の一部を割譲するつもりはないと宣言した。ロシア軍による残虐行為が連日伝えられるなか、南東部の激戦地マリウポリで、無人機から有毒な化学物質を投下した疑惑が浮上している。ロシアは旧ソ連時代から、生物・化学兵器を使用してきた歴史がある。民間人の犠牲が懸念される。

「ロシアが(猛毒の神経ガス)『サリン』などの化学兵器を使った攻撃を準備している」

プーチン大統領
プーチン大統領

ゼレンスキー氏は3月23日、日本の国会でのオンライン演説でこう言及していた。今回の化学兵器使用疑惑を受けて、12日、「ロシア軍が自らの『戦争犯罪』で、世界中の人々とロシアとの関係を断ち切るのは時間の問題だ」とフェイスブックで発信した。

マリウポリを拠点とする反ロシアの準軍事組織「アゾフ大隊」は11日、通信アプリ・テレグラムで、ロシア軍が無人機から有毒な化学物質を投下し、3人に呼吸障害や顔面の充血などの症状が出ていると主張した。一部では「サリン」を使用したとの見方もある。

ロシア軍は、ウクライナの首都キーウ(キエフ)周辺から撤退したが、親ロシア派勢力の支配地域がある東部地域では動きを活発化させている。ウクライナ側がマリウポリで抵抗を続けているのはアゾフ海に面する広大な製鉄所構内で、3~4000人が地下の複数階に潜んでいるという。

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