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ロシアの独立系メディア「プロエクト」は、4月1日、プーチン大統領について「病気治療か、甲状腺がん専門家が別荘に出入り」と報道した。
それによると、専門家は2016年から20年の4年間にソチの別荘に35回、計166日訪れて治療にあたっているという。英デーリー・テレグラフ紙は、すでに甲状腺がんの副作用を指摘していたが、この報道はそれを裏付けるものだった。
甲状腺は、新陳代謝をつかさどるホルモンを分泌していて、ホルモンが過剰に産生されるとバセドー病を発症する。逆に、ホルモンが減少すると橋本病(慢性甲状腺炎)になる。甲状腺がんの場合、ホルモンのバランスが崩れるので、精神状態に大きな変化をきたすことが知られている。食欲低下、意欲・集中力の喪失、無気力、無関心など―。
しかし、プーチン大統領が甲状腺がんであるかどうかは、確証がない。それよりも、確実視されているのが、パーキンソン病だ。
すでに数年前から、英メディアはプーチン大統領の体調不安説を報道し、その原因がパーキンソン病であると指摘している。