
日本のバレンタインデーは女性から男性にチョコレートを渡して愛を伝える日として知られています。チョコレートを贈るという風習は日本独自の文化で、日本におけるチョコレートの年間消費量の約20%が2月14日に消費されるともいわれています。普段はあまりチョコレートを食べない男性も、この時期だけはチョコレートを食べる機会が増えるでしょう。
実は、チョコレートの原料であるカカオもテストステロン値の向上に関係しています。カカオを摂取するとドーパミンという物質が働き、「やる気」など心の機能に関与します。

ドーパミンは報酬系と言って、何らかのリスクを取った後に自分がそれに対してご褒美をもらえることがやみつきになり、やる気につながるというものです。ドーパミンとテストステロンとの関係性を見ると、ドーパミンが上がるとテストステロンも上がることが分かっています。また、テストステロンが上がるとドーパミンも上がります。つまり相関関係にあるのです。
そこから考えると、バレンタインデーに女性からチョコレートをもらうというのは、テストステロン値のアップに大変有効であることがわかります。
他にも抹茶が同様の働きをすることが分かっています。抹茶にはテアニンというアミノ酸の一種が含まれていて、これがドーパミンを上げ、テストステロンを増やします。