迫る報復、韓国新大統領就任まで1カ月 焦燥の文与党「検察捜査権剥奪法」模索 〝忠犬〟警察による不正捜査で「挫かれる弱者」に転落する恐怖1/3ページ

尹次期大統領(聯合=共同)
尹次期大統領(聯合=共同)

「弱きを挫(くじ)き、強きに阿(おもね)る」―その露骨すぎる発露こそ、韓国の国民性なのではないだろうか。

大統領選挙で尹錫悦(ユン・ソンニョル)氏の当選が決まってから1カ月余。韓国の公務員組織の「新しいご主人様へのご意向忖度(そんたく)競争」を見ていると、そんな感じがする。

与党勢力が、尹氏の大統領就任(5月10日)までに、検察から捜査権を剝奪する法案成立に血道を上げている背景には、「挫かれる弱者」に転落する恐怖心がある。

大統領選挙で敗北した与党は執行部が総退陣して、尹昊重(ユン・ホジュン)氏らが共同委員長を務める非常対策委員会が構成された。非常対策委員会とは臨時執行部のことだ。院内代表には朴洪根(パク・ホングン)議員が選出された。

朴院内代表の第一声は「文在寅(ムン・ジェイン)大統領と、李在明(イ・ジェミョン)常任顧問を必ず守り抜く」というものだった。

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