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拉致被害者に光を ウクライナ侵攻で見直される「短波放送」 実は日本から北朝鮮にも送信 国の検閲回避して情報を発信・入手1/2ページ

しおかぜの収録を行う「特定失踪者問題調査会」の荒木代表
しおかぜの収録を行う「特定失踪者問題調査会」の荒木代表

ロシアによるウクライナ侵攻で、短波放送に再び注目が集まっている。ロシアの報道統制を回避するため、英BBCがロシアの一部およびウクライナの首都キーウ(キエフ)向けに短波放送での情報提供を開始した。

短波は電離層で反射するため、条件が良ければ、ほぼ全世界の放送を受信することができる。こうした特性から、歴史的にも国の検閲を回避して情報を発信・入手する手段として活用されてきた。

その短波放送が、日本から北朝鮮にいる拉致被害者に向けて送信されているのをご存じだろうか。政府による認定はされていないものの、北朝鮮による拉致の可能性がある失踪者について調査する民間組織「特定失踪者問題調査会」(荒木和博代表)が、拉致被害者本人への呼びかけや、北朝鮮への外部からの情報注入などを目的として2005年10月に開始したのが、短波放送「しおかぜ」だ。

現在、毎日3時間半、日本語と朝鮮語、中国語、英語で失踪者の名前や家族のメッセージ、北朝鮮関連のニュースなどを伝えている。「JSR、こちらは、しおかぜです」と、私も長年、日本語のアナウンスを担当している。

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