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AUKUS参加を真剣に探れ 中国の脅威、国連に訴えても問題解決にならず さらにファイブ・アイズ加盟に向け、スパイ防止法など整備も急務1/3ページ

岸田文雄首相
岸田文雄首相

産経新聞が13日朝刊の1面トップで「日本にAUKUS参加打診、米英豪」という特ダネを報じた。ロシアのウクライナ侵攻で、日本にも不安が忍び寄るなか、本当なら、朗報である。

ところが、松野博一官房長官は記者会見で、「参加を打診された事実はない」と否定し、米ホワイトハウスのジェン・サキ報道官も「報道は正確ではない」と語った。

バイデン米大統領(ゲッティ=共同)
バイデン米大統領(ゲッティ=共同)

米英豪の安全保障枠組みである「AUKUS(オーカス)」は相互防衛義務がなく、厳密に言えば、軍事同盟ではない。だが、オーストラリアが最高の軍事機密の塊である原子力潜水艦を導入するのを、米英が支援する枠組みであり、限りなく同盟に近い。

日本は原潜導入予定がないうえ、機密保持上の不安もあって「参加したくても、当分無理」という見方が大勢だった。産経によれば、米英豪の3カ国が「それぞれ非公式に日本の参加を打診」した、という。だが、日米両政府が会見で否定したとなると、やや勇み足だったようだ。

そうだとしても、日本がオーカスを含めて、新たな2国間あるいは多国間の連携を考えるべき局面を迎えているのは、間違いない。

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