京都府亀岡市追分町馬場通の市道で17日未明、パトカーに追跡されていた乗用車が、宝石店が入る複合ビルに突っ込み、車とビルの一部が炎上した。助手席の職業不詳の男性(19)が胸を強打して重傷、運転していた専門学校生の男(18)も軽いけがを負った。亀岡署は男を自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで逮捕した。追跡については「適切な職務執行だった」としている。
署などによると、同市内の交差点で巡回中のパトカーが信号無視をした乗用車を目撃し停止を呼びかけたが、逃走したため、サイレンを鳴らして約700メートル追跡。追跡をやめた後も車は走り続け、交差点から1・5キロ先で事故を起こした。