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女子プロレスのイメージを変えた「マッハ文朱」 山口百恵らと競った歌手志望の少女が転身、人気の礎築いた天性のスター1/2ページ

オープニングセレモニーに出席したマッハ文朱=9日、天草
オープニングセレモニーに出席したマッハ文朱=9日、天草

格闘技の聖地、東京・後楽園ホールの60周年還暦祭が2連戦で開催。初日の15日は女子プロレス勢が「ドリームフェスティバル」に集った。2日目の16日は、ともに設立50周年を迎えた新日本プロレスと全日本プロレスが交流戦。聖地がプロレスに魅了された。

今や、男子プロレスをしのぐほどの人気を誇る女子プロだが、その原点とも言えるのがマッハ文朱(63)ではないだろうか。アイドル並みのビジュアルに174センチの長身。加えて空手、柔道、合気道をベースに持つ運動能力…。しかも歌もうまくレコードを発売。マッハがそれまでの女子プロのイメージを一新させた。これには誰も異論を挟めないはずだ。

1972年「スター誕生!」決勝大会に山口百恵らと進出した歌手志望の少女が、73年に15歳にして全日本女子プロレスでデビュー。女子プロ界に革命を起こした。

男性ファンばかりだった会場に女性、ちびっ子が駆けつけるようになり、テレビ視聴率も上昇。デビュー曲「花を咲かそう」は大ヒットし、プロレス会場でもレコードが飛ぶように売れていた。

もちろん苦労もあった。タッグマッチなのにタッチを受けてもらえない。他人のミスを押し付けられる。今でいうパワハラやモラハラを受け、涙にくれたときもあったが、家族への電話で元気を取り戻す日々。生来の明るさとガッツで、年間250試合を超えるハードスケジュールを闘い続けた。

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