
米女子ゴルフ「ロッテ選手権」最終日(16日、ハワイ州ホアカレイCC)で渋野日向子(23)は単独2位。早くも来季のシード権を当確にした。
2バーディー、ノーボギーの通算9アンダーで、優勝したキム・ヒョージュ(韓国)と一騎打ちも2打及ばず。2019年の全英女子以来、米ツアー2勝目には届かなかったものの、強風の今大会はフェアウエーで1Wを使用する〝直ドラ〟を多用するなど果敢に攻め、決勝ラウンドは2日連続のボギーなし。「自分のゴルフが最後までできた。個人的にはちょっと前進してるかな」と誇らしげだった。
今季から本格参戦も、予選落ちのないシンガポール、タイの大会は、主催者推薦のためポイントは加算されなかった。しかしシェブロン選手権の4位タイと今週で、498・625ポイントとし15位に浮上。シード権は80位以上。昨年の80位は381・280ポイントで、渋野は実質3戦で大きく上回った。(共同)