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2018年限りで現役引退後、昨年まで「タイガースアカデミー」で指導にあたり、今年独立した今成亮太氏(34)が今月、科学的な野球ジム「ディーエーアカデミー」を埼玉県富士見市に開業させた。
全国5カ所にあるアカデミーのうち、今成氏はフランチャイズオーナーとして、拠点のある兵庫県西宮市に続き、出身地にもオープン。今成氏は「プロ野球選手のセカンドキャリアとして紹介され、ジムの経営に興味があった」と乗り出した。
室内練習場で、野球の基本動作である「捕る」「打つ」「投げる」の動作解析を軸とした指導を行い、科学に基づき学ぶことによって技術の向上を目指すもの。幼児コース(50分)、小中高コース(60分)、大学社会人コース(60分)があり、提携する独立リーグ「埼玉武蔵ヒートベアーズ」の選手も指導。西宮校は野球コースと、ゴルフコースがある。
父・今成泰章さんは阪神、日本ハムで40年以上活躍し、エンゼルス・大谷翔平投手の獲得にも携わった名スカウトで今年3月に急逝。父への思いも込めジムは「今成校」と命名した。生まれ育った街での開業に「プレッシャーや責任を感じますが日本ハムと阪神、2球団で培った柔軟にものを考える経験を生かしたい」と意気込む。