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巨人は20日の広島戦(東京ドーム)に5―3で逆転勝ちし、3連勝を飾った。8回に集中打で試合をひっくり返す会心の勝利だが、「7番・一塁」で先発した中田翔内野手(32)は3打数無安打2三振1併殺打といいところなし。オープン戦の好調から一転、打率2割にも届かない現状は一体何があったのか。
しぶとさと勝負強さでもぎ取った白星に試合後の原辰徳監督(63)は「そうですね。何も返す言葉はない」と笑いが止まらず。だが、そんな指揮官の表情を曇らせたのが7回の中田だった。先頭の丸が左前打でチャンスメークしたが、続く中田はあえなく三ゴロ併殺打に倒れて好機をつぶした。
日本ハムから無償トレードされた昨季は巨人での出場34試合で打率・154と散々。復権を期して体重20キロ増で臨んだ今季はオープン戦で・325、3本塁打と好調で「5番・一塁」の開幕スタメンを勝ち取った。3月25日の開幕・中日戦こそ無安打だったが、2戦目には二塁打を2本。27日の3戦目には第1打席で今季1号本塁打と滑り出しは快調だった。