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2000年に始まったこの大会は、古豪同士の対決というそれまでにない目新しさと同時に、レトロムードも盛り込んだ開催だった。
年月が流れて、現在は登録番号3000番台のレーサーが中心。かつての「新鋭リーグ」の趣となった。長年この世代の走りを見てきたオールドファンにとっては、熟知した顔ぶれに一層観戦の熱が入るだろう。
江本は、昨年6月の常滑マスターズリーグで2013年以来の優勝を果たし、同9月には江戸川で通算7度目のV。以降も優出が続いて勢いは止まらず、前走3月の地元・下関開設記念でデビュー27年11カ月にしてGⅠ初優出を果たした(6着)。
今大会は2日目の1勝後も走りは堅実。遅咲きのヒーローの開花を、ここで目の当たりにしたい。(マエストロ・のらねこ)