:quality(50)/cloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com/sankei/2QSDW4HNCFIW5CMXBVTOV4SF6U.jpg)
昨年本塁打王に輝き、25年ぶりのリーグ優勝に貢献したオリックスの〝ラオウ″こと、杉本裕太郎外野手(31)=写真=がもがき苦しんでいる。
開幕から4番を任されるも不振が続いて打順は8番にまで降格。22日のロッテ戦(京セラドーム大阪)では今季2度目のスタメン落ち。7回1死一、三塁の好機に代打で起用したものの、見逃し三振に終わった。これで打率は1割を切って9分9厘まで低迷…。チーム内からは「苦労人ではあったけど、去年はある意味、できすぎたと思う。今年が実働2年目の選手。悪い状態を戻す術は、まだ経験がないから難しい」(球団関係者)の声。それでも人気者だけに「本人にプレッシャーがかからないよう温かく見守ってほしい」(営業部)と異例のお願いも出ている。
これもラオウへの期待が大きいからこそ。1日も早くトレードマークの〝昇天ポーズ″が見たいところだ。