若隆景、大関昇進への可能性 春場所優勝の勢いに乗れるか 3場所で33勝が目安、今場所2ケタ勝利がカギ 1/1ページ

若隆景は大関取りへ足場を固められるか=25日、荒汐部屋(日本相撲協会提供)
若隆景は大関取りへ足場を固められるか=25日、荒汐部屋(日本相撲協会提供)

大相撲春場所で初優勝を果たした関脇若隆景(27)=荒汐=が25日、夏場所(5月8日初日・両国国技館)の番付発表会見を行った。

口数の多いタイプではない若隆景は「大きな気持ちの変化はない。重圧はそんなに感じていない」と冷静沈着。対戦相手からのマークは厳しくなりそうだが「しっかり下からという相撲を信じてやればいいと思う」との信念を貫く構えだ。

春場所で新関脇として双葉山以来86年ぶりの優勝。大関昇進は直近3場所を三役で合計33勝が目安で、春場所の12勝を起点とし、名古屋場所での大関昇進の機運を高めるためには、今場所は2桁勝利を挙げ、望みをつなぎたいところだ。

1958年の年6場所制以降、関脇の優勝は21度(18人)。そのうち初場所の御嶽海や、正代、出島、千代大海ら、優勝した勢いで翌場所に大関昇進した例が14度もあり、関脇にとどまったのは7度しかない。

今回の若隆景と同様に、優勝した翌場所が関脇で、3場所後に大関へ駆け上がったのは1986年の保志(横綱北勝海)と72年の輪島だけ。近年は2019年九州場所の御嶽海が6勝。同年春場所の玉鷲が5勝。18年秋場所の御嶽海は9勝も、翌九州場所は7勝で大関取りに失敗している。

もっとも、関脇で優勝した18人で、大関になっていないのは現役の玉鷲と長谷川だけ。上位総当たりの番付で優勝するのは安定した実力のある証拠といえる。若隆景は「一日一番の積み重ねが大事」と足元を見つめた。

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