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松戸ナイター2日目に引き続き「みのりぽーと」をお届けします。
初日は雨天のため残念ながら中止になったバンク内のウイニングランも2日目は行われ、連勝を飾った渡辺一成選手(福島88期)が入場時からニコニコとお客さまに応えているシーンが印象的でした。
最終日もガールズケイリン決勝特別選手紹介、そして3つの決勝はバンク内で優勝インタビューがありますので、本場にいらっしゃる方はバンク内もご注目ください。オススメは2階スタンド! 選手もバンクも敢闘門も見渡せて、最後まで選手の様子を見ることができますよ。
S級戦では見ごたえあるレースが続きました。私が特に印象に残っているのは神奈川の追い込み選手ふたりです。
決勝に勝ち上がった内藤秀久選手(神奈川89期)はブロックされた吉沢純平選手(茨城101期)の後ろ、一時は先頭と約10車身ほど離れていたと思われますが、そこからコースを見つけて直線一気! 2着に入りました。
そしてもう一人、成田健児選手(神奈川75期)は目標選手がまくりに行くも合わされてしまい、自身は内側2番手に切り替えます。すかさずそこからまくりに転じ、なんと最終Bをつけての1着。2日目の決まり手はもちろん「捲(まくり)」でした。
結果として現地集合の形でワンツーが決まりましたが、1着を目指す気迫が素晴らしいなと思いました。
最終日は何でもできる荻原尚人選手(宮城89期)に任せ8Rを戦います。別線も強力ですが、成田選手の絡みは配当も良さそうで期待します!
(フリーアナウンサー)
■山口みのり(やまぐち・みのり)1986年9月28日生まれ。三重県出身。ナレーター、MC、キャスター、声優などをマルチにこなす。2012年から松戸競輪を中心に、「SPEEDチャンネル」でMCやリポーターなどを担当。また11年に「世界遺産検定1級」を取得、世界遺産アカデミー認定講師という一面もある。