夢追う〝新宿二丁目の星〟「ENVii GABRIELLA」 3月に初のメジャーデビューミニアルバムをリリース1/1ページ

パワフルなオネエ3人組、エンガブのヒデキズム、タカシ、カミュ(左から)
パワフルなオネエ3人組、エンガブのヒデキズム、タカシ、カミュ(左から)

YouTubeで話題のユニットが、音楽のメジャーシーンに打って出た。それが、オネエであることを武器に本格的なダンス音楽に取り組み、メジャー初ミニアルバム「Metaphysica(メタピュシカ)」(キング)をリリースした「ENVii GABRIELLA(エンヴィ・ガブリエラ)」だ。

楽曲制作とアートワークを手掛けているリーダー、Takassy(タカシ)を中心に活動中の3人組ユニットで、愛称は「エンガブ」。「動画で楽しむ新宿二丁目」をコンセプトにしたYouTubeチャンネルの登録者数は17万人を突破している。

「この時代の宣伝媒体として有効だと思っていました。ライブの集客が増え、楽曲の知名度も上がりました」(タカシ)

ウェブ制作やグラフィックデザインのスキルを持つHIDEKiSM(ヒデキズム)は、ユニットの企画やマーケティング担当だ。

「メジャーデビューできたのも、レーベルの人がわれわれのチャンネルを見てくれたから。重要な媒体だと実感しています。企画や編集は大変ですけど…」(ヒデキズム)

ショーバーでのダンサーとして活動しユニットの振り付けを担うKamus(カミュ)は、かつて陸上自衛隊に所属していたという異色の経歴を持つ。

「1年くらい衛生兵として働いていましたが、もともとダンスに興味があったので、東京で夢を追いかけようと決めました」(カミュ)

生のライブではタカシの本格的なボーカルと、3人の息の合ったダンスパフォーマンスで観客を魅了。アルバムには過去のライブツアーで披露して人気を集めた「Moratorium」など全8曲を収録した。

「『オネエ』という言葉だけで何となく面白いかもと思ってもらえるのが武器。われわれも全部をさらけ出して、隠すこともないですしね」(タカシ)

さらに「大きい会場でのライブや有名音楽番組への出演…。夢はいろいろありますが、オカマたるもの欲張りなので、全部やりたいです!」とヒデキズム。夢の実現に向けて、オネエパワーを炸裂(さくれつ)させる。 (磯西賢)


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