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日本野球機構の井原敦事務局長は26日、ロッテ・佐々木朗希投手(20)が24日のオリックス戦(京セラドーム)で球審の白井一行審判員(44)に詰め寄られた問題に言及。友寄正人審判長(64)が、試合直後に審判団で反省会を行っていた白井審判に電話を入れて、「別の対応策を取るべきだった」と指摘したことを明らかにした。
井原事務局長は、「『プレーヤーに対し、指導、注意をすることはあるが、今回の場合は別の方法があったということを考えて対応するべきだった』と指摘したと報告を受けております」と説明。白井審判も理解を示したという。
別の方法とは、「捕手に伝える」「イニング間にベンチに伝える」「試合後に伝える」など。NPBには「相当数」の批判が寄せられている。しかし、井原事務局長は今後の対応について「処分になるような根拠規定はない。何らかの処分をする対象とは考えていない」と、おとがめなしの構えだが、このままでは収拾がつかない状況となっている。
この日、日本ハムの新庄剛志監督(50)は「審判の方たちが野球を早く進行させようとしてる中、あそこの場面で近寄る方が時間の無駄になるだろうし」とズバリ指摘。