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野球に関する本は北米だけで7万冊以上出版されている。この国民的娯楽のあらゆる面が本の中で余すところなく描かれてきた。日本でもスポーツジャーナリストの書籍が数多く出版されていることを考えると日本語の野球書籍も同じぐらいあるだろう。
7万冊とは膨大な数だ。これだけ多くの選択肢がある中で、どれが金を払って読む価値がある本なのか決めるのは難しい。1日1冊読んだとしても、全て読み切るには191年かかり、その間にも何百、何千という数の本が世に出続ける。さてそこでどれを選ぶべきか。
昨年末、エスクァイア・マガジンがその手引きとなるリストを公開した。編集者が選ぶ史上最高の野球書籍ベスト100(日本語訳が出ているものも多い)を順不同で紹介している。その中から一部を紹介しよう。
『Babe: The Legend Comes to Life』(邦題:英雄ベーブ・ルースの内幕)。ロバート・クリーマーが、球界一偉大な選手ベーブ・ルースの人生を生き生きと描く決定版。
『The Boys of Summer』(邦題:夏の若者たち)、ロジャー・カーン著。1950年代に輝いたブルックリン・ドジャースとその本拠地エベッツ・フィールドを間近に見ながら育った著者が、その当時と引退後の選手たちの人生を追った最高傑作。
『Moneyball』(邦題:マネー・ボール)、マイケル・ルイス著。オークランド・アスレチックスのゼネラルマネジャー、ビリー・ビーンが革新的なアプローチ(出塁率に基づく手法)で選手を獲得していく姿を描く。ブラッド・ピット主演で映画化されヒットした。