直接指導の効果で初の3連勝 阪神・矢野監督、当面の目標は新庄超え 本当にやばいと〝必死のパッチ〟1/1ページ

岩崎(中央)が9回のピンチをしのぎ逃げ切った=28日、甲子園
岩崎(中央)が9回のピンチをしのぎ逃げ切った=28日、甲子園

歴史的低迷に泣かされてきた矢野阪神が28日の中日戦(甲子園)に辛勝し、27試合目で初の3連勝。2カード連続の勝ち越しで、ようやく〝上昇モード〟に突入した。

天敵の中日・大野雄大投手(33)をセーフティースクイズなどで攻略。矢野燿大監督(53)は「手に汗、めちゃくちゃ握っていた。派手な点の取り方はまだできないかもしれないが、こういう試合でしっかりつないで取れたのは大きい」と手応えを口にした。

いい加減、チームを浮上させないと本当にやばい…。矢野監督も〝必死のパッチ〟だった。これまで自らの人脈で専門家を招き、メンタル講義など敢行してきたが、巷では物議をかもすばかり…。そこで自ら「臨時打撃コーチ」となってナインへ異例の直接指導に乗り出し始めた。

主軸から控えまで「〝ちょっとこうじゃないか〟とか、自分の気づいたことを伝えている」と〝介入〟。これまで担当コーチに任せてきた職権に踏み込んだのは、勝ちたい一心からだ。

これで7勝20敗1分(28日現在)。球団内では「借金はまだ13もある。一つ一つ、コツコツとやっていくしかない。まずはOBの新庄のいる日本ハムよりは上に行かんと…」(チーム関係者)と、DeNAと4・5ゲーム差もある最下位脱出よりも、9勝18敗でパ・リーグ最下位の日本ハムを当面の目標にする声も…。今のムードなら楽勝で超えそうだ。 (岩崎正範)


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