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競輪ルーキーシリーズ2022が松戸競輪場で30日から3日間の日程でナイター開催される。男子121期、ガールズ122期が7月本デビューを前に同期対決を観客の前で披露する。男子の注目は在所1位の塩崎隼秀(愛媛)、ガールズは卒業記念レースを制した畠山ひすい(北海道)だ。
塩崎は卒記レースに「濃厚接触者になってしまって」参加できなかった。「走りたかったけど仕方ないです」。その分までしっかり練習して今回に備えてきた。
自転車競技をやっていた高校時代に国体の強化指定選手に選ばれ、プロ競輪選手と一緒に練習する機会があった。「プロはものすごく強くて憧れた」と競輪選手を目指すことにした。養成所には「1回目は一次、2回目は二次試験で落ちて」3回目で合格した。しかし入ってしまえば「養成所は思ったよりもつらくなかった」と涼しい顔だ。「養成所を出てしまえば関係ない。気にしていない」と在所1位の成績にもあぐらはかかない。
将来は「お客さんが見て面白いと思ってもらえるような選手になりたい」。松浦悠士(広島)、郡司浩平(神奈川)のように何でもこなせる選手を目指している。121期は早期卒業2人がすでに活躍しているが「いつかは追い越したい」と目を光らせる。
卒記レースを圧倒的な強さで逃げ切りVの畠山は「先行しかしてこなかったから先行するだけ」とプレデビュー初戦も先行にこだわる。予選1・6Rは「多分、渡部さんと先行争いになるでしょうね。彼女も養成所でずっと先行してたから」との見立て。叩き合いを制して1着を目指す。