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福島県のいわき平競輪場で「第76回日本選手権競輪」(GⅠ・競輪ダービー)が3日、開幕する。いわき平でダービーが開催されるのは44年ぶり2回目。今回から優勝賞金がアップ、7837万円(副賞含む)をかけて熱い戦いが繰り広げられる。前検日(2日)の指定練習中に優勝候補の一角をなす新田祐大(福島)が落車し救急搬送されたため欠場となり、地元福島勢は総勢9人で大会に挑む。初日の注目は初日7Rに登場する山崎芳仁(福島)だ。
残るはあと一つ。グランドスラムに王手をかけている山崎。2011年から全冠制覇をかけてダービーに挑んでいるが未だに優勝はできていない。
近況は岐阜、豊橋のFIで決勝を逃しており「うまくかみ合っていない」と冷静に分析。それでも、地元での偉業達成については「練習はしっかりしているので、そういう脚はある」と状態自体は問題なさそうで、大会制覇への意欲もチラリ。初日7Rの一次予選は徹底先行・野口裕史(千葉)の番手回り。「(昨年1月の)伊東のFⅠで優勝させてもらった」。展開有利に好発進を決める。