医療 新世紀

食肉は十分に加熱し、衛生に注意! E型がA型上回る勢いで届け出増加 ウイルス性肝炎になお警戒を1/3ページ

ウイルス性肝炎は衛生状態の改善やワクチンの開発、輸血の検査(スクリーニング)の徹底などにより減少したものの、急性、慢性の肝炎を引き起こし、依然として警戒が必要だ。日本では主に四つの型で感染、発症する。多数を占めていたA型に代わって近年、E型の届け出数が増えていることが国立感染症研究所のまとめで分かった。専門家は、特徴を理解して食品の十分な加熱など基本の予防策を徹底してほしいと呼び掛けている。

▽相次いだ発見

感染研ウイルス第二部の相崎英樹第四室長、鈴木亮介第五室長によると、人に肝炎を起こす病原体ウイルスは、20世紀後半に相次いで発見された。最初に見つかったのは1965年のB型だ。

73年にはA型が、77年にはB型肝炎患者にだけ重複感染するD型が見つかった。その後、A、B型以外のウイルスもあることが判明。探索の結果、83年にはE型が、89年にはC型が見つかった。

B、Cの2つの型は肝臓がんのリスクを高めることが知られている。

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