ロシア軍に内部混乱か 「終末の日の飛行機」観閲中止の背景 「戦争宣言」踏みとどまるプーチン氏 「空軍内部の反発やボイコットの可能性も」世良氏2/3ページ

プーチン氏は演説で、ウクライナへの「特別軍事作戦」をめぐり、国家総動員などに道を開く「戦争宣言」を行う可能性が予想されていた。しかし、プーチン氏は「戦争」にも言及せず、死傷した将兵の子供への支援を定めた大統領令に署名したと発表した。

評論家で軍事ジャーナリストの潮匡人氏は、「ロシアによる『戦争宣言』は、国連安全保障理事会の常任理事国が平気で国連憲章を踏みにじるような行為といえる。さすがのプーチン氏もそれは踏みとどまったとみれる。一方、戦争状態であるウクライナ侵攻は今後も戦闘が続く見込みであるだけに、喜べる内容ではない」とみる。

プーチン氏の「弱気と焦り」を指摘する声は他にもある。

国際政治に詳しい拓殖大学海外事情研究所の川上高司教授は「プーチン氏が演説で『戦争宣言』をしなかったのは、準備が整っていないか、追い詰められたためか、プーチン氏の体調が優れないなどが考えられる」と指摘した。

英大衆紙デーリー・メール(電子版)は5月1日、クレムリン(大統領府)の有力者の証言として、プーチン氏が、がんやパーキンソン病などの症状で手術を控えている可能性があると報じた。

「赤の広場」で行われた軍事パレードにも〝異変〟があった。

パレードには約1万1000の将兵と、大陸間弾道ミサイル「ヤルス」や短距離弾道ミサイル「イスカンデル」など約130の地上兵器が参加したが、ウクライナ戦線に投入されている主力戦車「T80」は不参加となった。

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