中原英臣 あの医療情報ウソ?ホント!

世界中が注目!副作用少なく安価な「光免疫療法(イルミノックス治療)」 頭頚部がん以外も治験が拡大へ1/2ページ

光をあてることでがんを治すという、医学的には「光免疫療法(イルミノックス治療)」と呼ばれる夢のような治療が世界中で注目を集めています。光免疫療法というのは人間には害のない近赤外光線や低反応レーザーを照射してがん細胞を消滅させる新しい治療法です。

光免疫療法が脚光を浴びるきっかけとなったのは、2012年に当時のアメリカ大統領だったオバマ氏が行った一般教書演説でした。オバマ氏は正常な細胞に影響を与えないで、がん細胞だけを殺すことができる画期的な治療をアメリカの偉大な研究として紹介しました。

実はこの光免疫療法は米国立がん研究所(NCI)の日本人研究者である小林久隆先生が開発したもので、患者さんを対象とした臨床試験も順調に進んでおり、数年後には実用化されるといわれていると、この連載でも紹介しました。

現在、がんの治療は手術療法、放射線療法、化学療法があります。この3つを標準治療として「がんの3大療法」とも呼ばれています。この3大療法は長いこと多くのがん患者さんの命を救ってきました。

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