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自民党の佐藤正久外交部会長は11日、党本部で開かれた外交部会などの合同会議で、韓国の新大統領に尹錫悦(ユン・ソンニョル)氏が前日就任したことに祝意を表しつつ、「政権が代わったからバラ色の日韓関係が待っているという妄想は捨てた方がいい」などと冷静に語った。
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合同会議では、今後の日韓関係のあり方や、両国の懸案解決に向けた取り組みについて意見交換した。
佐藤氏は、いわゆる徴用工問題や慰安婦問題を念頭に、「日本側が受け入れ可能な解決案を韓国側がスピード感を持って提示することを腰を落ち着けて待つことが大事だ。それがないなかで、首脳会談はやってはいけない」とも訴えた。
尹氏は大統領就任式前日(9日)、あの鳩山由紀夫元首相と面会した。鳩山氏は同日、自身のツイッターで《(尹氏に)「韓日関係改善の先生になって欲しい」とお願いされた》と明かした。
岸田文雄政権は、日韓の関係改善に「前のめり」だが、鳩山氏を「関係改善の先生」ととらえる尹政権には十分警戒すべきだろう。