コロナが変えた会社のカタチ

森ビル 子供対象にオンラインで都市づくり体験型プログラム クイズやチャット活用、双方向にコミュニケーション1/2ページ

環境ツアーに参加する子供たち
環境ツアーに参加する子供たち

コロナ禍が長引き、企業が主催するセミナーやイベントが急速にオンライン化している。オンラインイベントは、外出や移動自粛などで会場に足を運ぶことが難しくなった遠方や海外からも多くの人が参加でき、マーケティングの視点からも、企業にとって大きな効果をもたらしている。

東京・六本木ヒルズや虎ノ門ヒルズ、海外では上海ワールド・フィナンシャル・センターなどの開発、運営で知られる森ビル。2007年、未来を担う子供たちに、都市づくりのノウハウや街の魅力を伝え、楽しく学びながら、次世代の都市のあり方を考える体験活動プログラム「ヒルズ街育(まちいく)プロジェクト」をスタートさせた。

対象は小学3~6年生と保護者。学習会場は六本木ヒルズやアークヒルズ。プログラムは、「環境に配慮した、安全・安心な、文化に溢れた街づくり」をテーマに、レクチャー、見学、ワークショップの3部構成で、21年まで延べ約1万7000人が参加した。

20年、新型コロナウイルス感染が急拡大。同年9月からオンラインプログラムをスタートさせた。コロナ前は90%以上が首都圏からの参加だったが、オンライン化で参加者は全国、海外に拡大した。広報室ヒルズ街育プロジェクトリーダーの田部麗さんは「若年層をターゲットとした森ビルの、ブランドの構築にも結びついている」と説明する。

広報室ヒルズ街育プロジェクトリーダーの田部麗さん
広報室ヒルズ街育プロジェクトリーダーの田部麗さん

「安全・安心」「環境・みどり」「文化・芸術」のテーマ別に、20年は8回、21年は10回開催。「設計部や環境推進部、森美術館など各部署の協力もあり、一層充実した内容になったと感じる」と田部さん。

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