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函館競輪開設72周年記念(GⅢ・五稜郭杯争奪戦)は14日から4日間、ナイター開催で実施される。本場では滞留1350人で入場制限される予定だが、イベント等も多く行われ、盛り上がること必至。まだまだ寒く、夕方の時間帯なので来場の際には防寒具を忘れずにご持参を。
平原康多(埼玉)、新田祐大(福島)大ゴマ2人の欠場で若干さびしくなった感は否めないが守沢太志(秋田)、佐藤慎太郎(福島)、郡司浩平(神奈川)、清水裕友(山口)のSS4人が中心となってシリーズを盛り上げる。中でも注目はベテラン佐藤。地元いわき平で行われたGⅠ日本選手権競輪では直前の落車をモノともせず、決勝2着で年末のKEIRINグランプリ2022(平塚)の出場をほぼ当確にした。優勝した脇本雄太(福井)が「全日本選抜で古性(優作)君が優勝してダービーでボク。近畿からもっとグランプリに連れていきたい」と語ったが、佐藤も連係できる仲間の援護ができる余裕ができたのは大きい。今年はすでに2Vと記念戦線で大活躍、今回も差し脚を生かして優勝をもくろむ。
地元北海道からは大森慶一、菊地圭尚のS12人が参戦。優勝できそうでできていない菊地がダービーこそ叩いたが今年、好調ムードを維持している。佐藤、守沢の壁は厚いが虎視眈々と勝利を狙う。