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今回は、縄文アート第3弾となる「遮光器土偶の不思議な世界」だ。
遮光器土偶は一体何のために作られたのか。そして、なぜこんな形をしているのか。その造形の面白さに魅せられ、絵画作品に昇華させたのがビートたけし。番組に初登場し、遮光器土偶の魅力を語っている。
いわゆる遮光器土偶といえば、縄文時代につくられた土偶の中でもその特異な形状のため、教科書などでも見たことのある人も多いだろう。
大きな目玉にあたる部分がイヌイットが雪の中で行動するときに着用する遮光器(スノーゴーグル)のような形をしていることから、この名称がつけられたという。
確かに遮光器のようだが、目だけが大きいその姿は、われわれがイメージする宇宙人のようにも見えてくる。装飾が施された体の部分も、パッと見で宇宙人のように思えてくる。土偶に対して、〝オーパーツ〟的なイメージがあるのも、この遮光器土偶のおかげだ。