
さあいよいよ準優勝戦だ。準優勝戦は内から競争順位順に並ぶから好調者ほど内枠にくる。1枠が絶好調ということになる。
ここでいつも迷うのは2枠の選手の取捨選択だ。最近のレースの傾向では2コース発進は必ずしも有利とはいえないからだ。勝負どころの第一ターンマークでイン逃げを図るレーサーと、外枠から殺到するレーサーに頭を押さえられて抜け出せない場合がある。
イン天国といわれる大村の今年1月末までの1年間のデータでは〔1〕-〔2〕より〔1〕-〔3〕の出現頻度が高いという。ただ、準優勝戦では〔1〕-〔2〕がよく決まるとも。さて…。
12Rに気になる選手がいる。2枠の加藤翔馬だ。しぶとく立ち回り好位置をゲットした。だが、12RにはA1が4人乗っており、加藤は人気の盲点になりそうだ。足はしっかりしている加藤が2コースの弱点を克服するとみてとらタヌ勝負だ⁉(ボート一筋30年・とらタヌいくちゃん)