古林教授の本日もまくり不発(泣)

函館の四半世紀 イカは不漁でも車券は大漁!1/1ページ

郡司浩平
郡司浩平

こよいは函館開設72周年記念五稜郭杯争奪戦です。当コラムで何度か書きましたが、函館は小生の競輪デビューの地。思い入れもひとしおで、気合乗りは十分です。

小生が競輪デビューした当時の開設記念競輪は前節と後節で年に2回あり、片方が五稜郭杯争奪、もう片方が、いさりび杯争奪だった記憶があります(間違っていたらごめんなさい)。

1998年に全国初のナイター競輪が函館で開催されました。当時は津軽海峡のスルメイカが豊漁でした。98年は1万8千トンとやや不漁でしたが、その前年97年には3万6千トンものスルメイカが函館に水揚げされました。

函館競輪場は海のすぐ近くですから、ナイター開催のときはイカ漁のいさり火がスタンドからよく見えました。あたかもそこに街が出現したかのようで、一見の価値ある光景でした。

あれから約四半世紀の時が流れました。温暖化のせいともいわれますが、昨今は函館近海のイカは不漁続きです。2020年の函館のスルメイカの水揚げ量はわずか760トンに過ぎませんでした。

いさり火もすっかり姿を消し、当時に比べると大きく立派になったスタンドからは真っ暗な海が広がっています。

自宅からママチャリを飛ばして競輪場に通ったアンチャンも、四半世紀の時を経て、今や日夜PCにしがみつく車券ジジイになり果てました。

12R初日特選。ここはいわき平ダービーで無念の失格を喫した郡司に期待します。地味にこっそり強い守沢との表裏からで〔1〕↔〔9〕-〔3〕〔4〕〔5〕〔7〕の8点。

イカは不漁でも車券は大漁! といきたいものです。(北海学園大学経済学部教授)

■古林英一(ふるばやし・えいいち)1958年兵庫県尼崎市出身。1982年京都大学農学部水産学科卒業。2000年4月から北海学園大学経済学部教授。農学博士。専門は環境経済学、公営競技。1999年から2011年まで中央畜産会の軽種馬生産費調査に参加。01年10月から03年9月北海道地方競馬運営委員。06年ばんえい競馬の存続運動に参加。11年12月日本ウマ科学会学会受賞。経済学者の視点でばんえい競馬、公営競技について研究。論文多数。近著に「ばんえい競馬今昔物語」(クナウマガジン、2019年)。

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