大リーグ公式サイトは16日(日本時間17日)、30球団のパワーランキング(戦力ランキング)を発表し、大谷翔平(27)の所属するエンゼルスは先週の8位から5位に浮上した。チームは好調を維持しており、ア・リーグ西地区で15日(同16日)までにアストロズと同率で首位を争っている。
同サイトは「エンゼルスは、デトマーズがノーヒッターを達成し、大谷が通算100本塁打。トラウトが1試合複数本塁打で。ウォードが満塁本塁打を放ち、シルセスが6回1安打のデビューを果たした」と、攻守に好調なエンゼルスの充実ぶりを評価した。
2014年を最後にポストシーズンから遠ざかっているエンゼルスだが、8年ぶりの進出に期待は高まっている。23年オフにフリーエージェント(FA)となる大谷が、チームとの契約更新の条件として求めているのがポストシーズンを狙える戦力。エンゼルスはその要求に応えられる姿に変貌しつつあるようだ。
気になるのは同地区の最大のライバル、アストロズも絶好調であることだ。
同サイトのパワーランキングでアストロズはエンゼルスを上回る4位。先週の9位から大きく順位を上げている。開幕直後につまずいたものの、直近の13試合で、11連勝を含む12勝。投手力が抜群で、この12勝中に11試合で2失点以内に抑えている。