島根県・竹島南方の日本の排他的経済水域(EEZ)内で、韓国側の調査船が無許可で活動していたことをめぐり、韓国側への批判に加えて、日本政府の不作為が浮き彫りになっている。調査船の活動が不当な海洋調査と断定できなかったばかりか、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の就任式出席のため訪韓していた林芳正外相は抗議もしなかった。日韓関係改善に気をとられ、「反日」暴挙を看過すれば、軽んじられるばかりだ。
「韓国は反日姿勢を継続する姿勢を示したといえる。開き直っており、日本はなめられているのではないか」
自民党の青山繁晴参院議員は17日、自らのユーチューブ番組「ぼくらの国会」で、こう怒りをあらわにした。