現在放送中のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では主演の小栗旬(39)をはじめとするキャスト陣もさることながら、女優、長澤まさみ(34)の語りも注目されている。そもそも近年は人気俳優や女優によるナレーションが目立つが、その背景には意外な理由があるようだ。
長澤のほか、昨年12月には中山美穂(52)がドキュメンタリー番組「ザ・ノンフィクション」(フジテレビ系)のナレーションを担当して話題になるなど、近年は山田孝之(38)や西島秀俊(51)、豊川悦司(60)、仲間由紀恵(42)、橋本愛(26)といった主演級の人気俳優、女優が続々参入しているのがナレーション業界。
遠藤憲一(60)がかつて俳優としてブレークする前に米俳優のアーノルド・シュワルツェネッガーの出演した「カップヌードル」のCMや映画のプロモーション映像などのナレーションで生計を立てていたのは業界内では広く知られているところだ。
珍しいところでは中村雅俊(71)が「news every.」(日本テレビ系)の1コーナーでナレーションを務め、小日向文世(68)や松重豊(59)ら実力派ベテランバイプレーヤーの活躍も目立つが、実はナレーションは俳優、女優にとっても今やオイシイ仕事なのだ。大手芸能事務所のマネジャーは語る。