テレビ用語の基礎知識

「優等生タイプ」 最近のテレビマンはこのタイプが多いが…テレビのオワコン化脱却はどれだけ「上とけんかして、下を守れるか」にかかっている1/2ページ

テレビマンも時代につれて随分変わりました。私は52歳ですが、入社したころの上司たちはぶっちゃけ〝奇人変人〟だらけ。普通の会社に勤めたら絶対にうまくいかない感じの人や、朝っぱらから酒を飲んでそうな人…。「やべえ会社に入っちゃったかも」と思ったものです。

「豪快な人」ばっかりだったので、毎日のようにあちこちでけんかが発生します。「なんだと、この野郎」「テメエ、表へ出ろ」みたいな怒鳴り声をよく社内で聞きました。

それに比べると、僕の少し先輩や僕ら世代はおとなしいものです。世代でいうと「バブル末期組」ですね。だいたいみんな「優等生タイプ」。すごい名門大学出身の先輩がゴロゴロいますし、みんな頭がいい感じ。きっとどんな一流企業に行っても出世しそう。

でも、僕はどちらかというと、2世代上の「奇人変人タイプ」のほうが好きでした。みんなむちゃくちゃするから、作る番組は面白いし、威張ったり怒鳴ったりデタラメですけど、イザとなったら意外と〝子分〟を守ってくれたり、信用してくれたり、優しい面もあります。

一方の「僕らのちょっと上の優等生タイプの先輩」の多くは、なんだか冷たいんですよね。怒鳴り合いのけんかとかしないのはいいのですが、争いを避けるせいか、上司に対しては結構イエスマンで、本音を言わず完全服従です。

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