不敗神話は継続中だ。巨人は18日の広島戦(東京ドーム)に4―2で逃げ切り勝ち。これで水曜日は7戦全勝と唯一の負けなし。相手先発との相性すらも乗り越える〝水曜の魔力〟はどこまで続くのか。
この日の広島の先発は今季3度の対戦でいまだ土を付けられていない床田寛樹投手(27)。0勝1敗、防御率2・45と打ち崩せておらず、昨季も1勝1敗ながら同1・17で苦手の1人だったが、この日はグレゴリー・ポランコ外野手(30)の8号先制ソロ、アダム・ウォーカー外野手(30)が8号3ランを浴びせて昨年9月12日以来の黒星を付けた。
原辰徳監督(63)は「確かに打ち崩したというまでは、まだまだではないでしょうか。いいところでね、粘り強くみんなが打席に入って、ウォーカーとポランコがいいところで打ってくれた」と床田との相性の悪さを暗に認めつつ、両外国人の打棒をたたえた。