警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識

年間1メートルの隆起が続く硫黄島 いずれ噴火するには違いない 現在は自衛隊と米兵だけが居住1/2ページ

激戦の痕が残る硫黄島の摺鉢山。現在も動向が注目されている
激戦の痕が残る硫黄島の摺鉢山。現在も動向が注目されている

硫黄島が騒がしい。本州の南1200キロメートルの常夏の島。小笠原諸島の南端近くにある。東西8キロメートル、南北4キロメートルの島で、面積は東京都北区とほぼ同じだ。島の最高地点は170メートル。平べったい島だ。

年間1メートルという世界でも類を見ないペースで地面の隆起が続いていて、小規模な噴火もしょっちゅう起きる。ここは気象庁が全国に111指定する活火山の1つでもある。島内は地面の温度が高く、多くの噴気地帯や噴気孔がある。

島の面積は1911年に19・3平方キロメートルだったのが、第二次世界大戦時は20・3平方キロメートルになった。その後も膨張を続け、2011~12年にかけては隆起が2メートルを超えた。この隆起のせいで父島をしのぎ、小笠原諸島で最大の島になった。いまの面積は23・73平方キロメートルある。

小型で軽い私たちの海底地震計のテストを兼ねて、設置したことがある。時間軸を早めて再生すると、ゴボゴボ、まるで温泉が湧き立っているような振動を記録した。地下ではマグマが温泉のように沸き立っているのだろう。体に感じない小さい地震も数えると1日に100回を優に超える。

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