総務省が20日発表した4月の全国消費者物価指数(2020年=100、生鮮食品を除く)は、前年同月比2・1%上昇の101・4だった。消費税増税の影響で2・2%だった15年3月以来約7年ぶりの伸び。
総合指数は2・5%上昇の101・5。品目別ではタマネギが98・2%上昇と前年同月のほぼ2倍になったほか、食用油が36・5%上昇、都市ガス代が23・7%上昇だった。携帯電話通信料値下げによる指数押し下げ効果が一巡したことも一因となった。
一方、生鮮食品とエネルギーを除く総合指数は0・8%上昇の99・9にとどまっている。